海外旅行から無事帰宅すると、ほっとひと息つきたくなるもの。
旅行中に気を使った健康への注意や体調管理も終わりと思いたいところでしょうが、アフターケアが必要です。
まずは、帰国後数日の体調管理
帰ってきたときの時差ぼけ。
長年住んできた日本の生活サイクルに戻すだけなので、旅先より楽に解消されそうな気もするが、
「そんなことはない。旅行先の時差に適応していた場合、もう一度同じように修正が必要」
と時差ぼけに詳しい日本航空インターナショナル健康管理室の松永直樹主席医師は話す。
時差ぼけは、体のリズムを刻む体内時計と実際の生活時間とのずれが原因。
個人差はあるが、米国からの帰国など西方飛行の場合は1日に約90分ずつ、欧州からの帰国など東方飛行の場合は1日に約60分ずつ、時差に適応していく。
後者の方が体にきついとされる。
睡眠障害や体調不良、疲労感、ぼんやりするなどの症状が続く日数は適応日数より少し短く、
「西方飛行の場合は時差の数字の約半分の日数、東方飛行の場合は約3分の2の日数」(松永主席医師)だという。
例えば時差9時間(時差15時間の場合も、24時間から15を引いて9時間として計算)なら西方は約4.5日、東方は約6日となる。
この間は、車の運転や細かい作業などは注意した方がよさそう。
一般に時差ぼけ解消には昼間に日光を浴びて体内時計を調節するのが有効とされる。
時差ぼけ解消法の例
■昼間は散歩などをしながら日光を浴びて体内時計を調節
■昼間どうしても眠いときは20〜30分など短時間の仮眠にとどめる。
運動や濃いお茶などで目を覚ます手も。
■夜は生活時間に合わせて入浴、就寝
■夜どうしても眠れないときは睡眠薬も方法の1つ。
ただ、医師と相談し、アルコールとの併用は副作用の恐れがあるので避ける
■アルコールを飲んで寝ると眠りが浅くなる人は飲酒を控える
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